8月7日 シーリング(打ち増し) 器具類取り外し 雨樋目荒し
南面のサッシ周囲のシーリングは1箇所だけ打ち増しではなく
撤去する事にしました。

サッシに傷が入らないようにガムテープで養生しておき
こういう工具を使い切断します

前回書いたように内側が空洞になっているので、
四角いスポンジを詰めて どうにか目地底を作成

他の部分は打ち増しなので、幅を広めにマスキング。
サッシと外壁の角を利用して 三角形に打設します。

幕板上部も同様にマスキング

この後 いつも通りプライマーを塗布

そして三角形に シーリング打設 新設時は気休め程度の薄いシーリング
ですが、今回は 3倍以上肉厚にしております。
【マウスを乗せるとヘラ押さえ後に変化します】
テープを撤去して出来上がり

サッシ周囲も同様に


数量は それ程無いのですが 14本使用。

シーリング関係の作業は これにて完了。
午後からは、雑用セットを用意。

外壁塗装の時に 障害になる器具類の取り外しを行います。
バルコニーテラスの排水の小さい樋が このままの状態でも
どうにか塗装は行えますが、綺麗にスッキリ仕上げたい と思うと
当然無いほうが 良いと思いますので

止め具のバンドのロックを解除して 止め具そのものも外します

エアコンの化粧配管カバーの裏側は このままでは塗装出来ないですが
各社いろいろな処置方法があります。
①カバーも外壁と一緒に塗る(コスト1)
②カバーは養生して 外壁を塗る(コスト2)
③カバーは取り外し 外壁塗装後に復旧(コスト3)
で、当方は北条塗装店として仕事を行う場合は 原則③で行っておりますが
①と②が 全体の7割位を占めてると思われます。
【マウスを乗せると取り外し後に変化します】
復旧の時に同じビス穴を使用しますんで 塗料で穴を埋めないように
古いビスを差し込んでおきます。

メッキのビスは やはり錆びますね。 復旧時はステンレスに交換します

外したカバーは足場に くくりつけておきます

玄関横の新しめのカバーの頭部分には

またまた嫌なシリコーンシーリングが打設されてあります。
ここの部分はパテを詰めてあればカバーの外周に打設しなくて良いと
思うのですが 設備関係業者や配管業者などは
1本250円とかで売っていて安いからか 多用したがります。
外壁が凹凸で非常に削り落としにくいので、今回は シリコーン対策用の
塗料を塗布しておき カバー復旧時は あえてシーリングしません。

サッシの横部分に

嫌ぁなネジがあります。 後日ビニール養生を行う時に ネジの部分に
フィットさせながらテープを貼るのですが、ネジの凹凸のせいで微妙にテープが
浮いて そこから少し塗料が滲みこむ場合がありますので

これまた脱着手間は要しますが、出来るだけ綺麗に仕上げたいので
ネジは取り外しておきます。 当たり前ですが、これなら真っ直ぐ仕上がります。
塗料が漏れこんで手直しする場合 脱着以上の時間を要してしまい
なるべくなら手直し等の「戻り作業」に時間を省きたくないので、、、、

器具類外しが完了後 付帯塗装物の下地調整を行います。
*外壁塗装後でもOKなんですが、地味できつい事は 出来るだけ先に済まして
おきたいので、 いつも初期に行う事にしております。
雨樋などのツルツルした素材のものは塗料の接着面積が少なく
そのまま塗ると 経年後ペラペラと剥がれてきたりします。

その為 「理想的」には サンドペーパー的なもので こする事で
表面に傷を入れて僅かな凹凸を作ります。 塗料は 傷に絡み付くような
接着をするので、そのまま塗るよりも断然剥がれにくい塗膜となり
このような こすり傷を入れる作業を 「目荒し」 と呼び
強靭な接着性を求められる車両の塗装では必須工程となっております。
*車の場合は「足付け」と呼ぶそうです。

しかし、しっかりした目荒しを行うと 1回塗る事と同等か それ以上の時間を
要しますので、「隠れる部分には時間を使えない」 ごくごく一般的な住宅塗装現場では
完全に省略されるか かなり ささぁぁっと済まされるのが実は普通です。
以下は、某ハウスメーカーの「2回目の」塗替えのお宅で 前回はメーカーに
塗替えを依頼したのですが、見事に剥がれており、目荒し省略されているのが
大変よくわかりますが、細かい部分なので施主様は気がついておりませんでした。
![f6f95876[1]](https://hojyotosouten.com/renewal-20261027/wp-content/uploads/2026/10/hasama-2018-08-026-image-414ec6cb.jpg)
↑ は白い樋に黒い塗料を塗装しているので、わかりやすいですが、
同じ系統の色なら 剥がれても目立ちませんので、省略して
剥がれてしまっても とんでもないクレームにはなりません。
なので、こういう付帯部分の塗装はオマケ的に考えられている場合が多いです。
2回目 3回目の塗替えのお宅に行くと 大抵 ↑ こういう具合にあちこち塗りたくられていて
正常な塗装を行う為には 前回塗装を「剥がす」必要が出てきますが
剥がす作業は塗るよりも 遥かに予算を要し 以前 130万円の工事金額のうち
60万円が剥がす作業代として契約した事があったくらいです。
場合によってはそれ位お金のかかる作業なので
大抵の場合は相談の結果 また剥がれると思いますが見た目だけ綺麗にしましょうか?
剥げても 私のせいでは無いですからね、、みたいな悲しい話になります。
なので、色艶が褪めても強靭な接着をしていて欲しい と思う為
しっかりと 目荒しをしておきたいところですが、
樋金具の周囲は金具の形にあわせて こする必要があるので
ペーパーが馴染みにくく どうしても目荒しが甘くなりがちです。
広い面だけさぁぁっと で良ければ気にしないのですが、細かい部分も
きっちりやろうとすると 金具があると とても時間を要します。

なので、振動の力で切断する工具を用いて樋を何箇所か切ります

で、金具のロックを解除して軒樋を取り外し

足場に寝かせておきます

後日 瓦押さえの木材を塗る時も 樋が無いほうが確実&早いので

内側は少しだけ砂が溜まっていたのでお掃除

全ての軒樋を取り外してしまいます

で、この状態でスリスリこすります。
上向きよりも下向きのほうが力も入り易いですし 金具(障害物)が
無い為に 当然ながら継ぎ目なく こすり残し無く作業出来ますし
3倍以上スピーディに行えます。



後日復旧時 接着予定箇所は埃を充分落としておきます

こういうパーツもストレス無く目荒しできます

段差部分などもフィットさせながら 落としのないようにスリスリ

今回 ステンレスの金具は あえて塗らない方向で考えておりますので
樋を塗装する時も 取り外した状態で塗布~乾燥させて取り付けという予定
ですが、飛んでいったりしたら困るので目荒しを終えた樋は一旦仮復旧

ちなみにH様宅の雨樋はナショナル製で この▼(アイアン)という製品は
強度確保の為か 薄い鉄板を塩ビでサンドイッチみたいにしております

集水マスに落とし込む部分は ギザギザに切ってあり

どのお宅でも この部分が水分により中身の鉄板が錆びて
塩ビ層と分裂してきます。

築20年超えのお宅でも 普通に樋の機能は果たしておりますので
すぐに実害が生じる事は無いと思いますが、次回の工事の時は
樋を交換するか、途中で繋ぎかえるなどの修理をするか
なにか策を練ったほうが良いと思います。
同じ切断部分でも 折り曲げておらず接着剤を塗布されてあるジョイント部などは
全く錆びている様子は無いようなので 曲げるとダメみたいですね。

次回も細々した内容になりそうです。

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