23年9月21日、22日(木)大分県津久見市いし様邸の記録

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9月21日、22日 その他作業 (人員1名×2日)【累計36人工】

最後に更新したのが先週の金曜日、、、九州大分県は台風の影響で土、日、月、火、と4日間
ずーーっと雨でした。 その間、見積り作ったりしてましたが、さすがにゲンナリしました。

で、昨日もお見積りのお客様専用webページ作ったりなんたりで更新できませんでしたので、昨日今日2日ぶん
まとめてやりたいと思います。今日のは、かなり長いです。

21日水曜日

朝から雨降りでダメかな?と思いましたが、9時ごろから止んだので、私1人で9時半頃現場入り。

足場シートを外したいし様邸の外観

まず、2階テラスの波板の張りつけを行います。先日ホームセンターでカットずみ。

2階テラス用に切断した波板

来る途中に、忘れていた取り付けフックも購入してきました。既存サイズは25㍉でしたが、
23㍉サイズしか在庫が無く、仕方なくこれを購入。100本入りで1200円なり。この前の店のほうが
ちょっと安かったようです。 買ったのは樹脂製の強度のある素材ですが、塩ビ製のフックは半額くらいで
売ってあり、25㍉サイズもありました。

波板固定用ポリカフックの箱と取付説明

張り付ける前に、ざっと溝掃除

波板張り替え前のテラス屋根の溝掃除

端っこからスタート。専用のキリで穴をぐりぐり掘って

波板に専用のキリで固定穴を開ける作業

フックをぐりっと押し付けて回転させて、サッシに固定していくいつものパターンです

波板をフックでテラスの枠に固定する作業

合計7枚あって、最初~6枚目はスイスイいきますが、今回最後の1枚はてこずるパターンです。
重なり幅を1山半に統一して張ってきてますが、最後の1枚をそのまま張ると、重ねが5山とか6山とかに
なって、見上げた時にみっともないので、

最後の波板を取り付ける前のテラス屋根端部

1山半で綺麗に重なるように、カッターで切ります。すーーっと定規をあてて、軽い切り口を作れば
あとは折り曲げれば、スパっと切れます

波板の重なり幅を合わせるためカッターで切断

ほんで手間かかるのがテラス屋根に雨樋などが貫通してる場合、それにあわせて切らないといけないことです
おおよそ切り込みサイズを確認して、カット。

雨樋に合わせて切り欠いた波板

下側からスポンジとガムテープで土手を作ります

雨樋貫通部の下側にスポンジとテープで土手を設置

上からシーリング材をにょろにょろ

波板の雨樋貫通部にシーリング材を充填

ヘラでならして気泡を抜き、雨降ってもなるべく水が入らないようにしておきます

雨樋貫通部のシーリング材をならした状態

こういう時は我々塗装屋の天敵。塗料もなにもかも弾くシリコーンシーリングが最適です。丈夫なので
さっき裏側にくっつけた土手は、後日乾燥したら撤去します

雨樋貫通部に使用したシリコーンシーラント

25㍉のフックを23㍉にしたせいか? ぐぐっと押し付けてる為、先端が凹凸してイカンです。

固定後に凹凸が出た波板の先端

なので中間にもう1本追加で取り付けて凹凸を目立たないようにしときました。

波板の先端を整えるため固定フックを追加

バッチグーじゃないでしょうか? サイズが小さいフックで、かなりガチっと締まってるため頑丈でしょう

フックを追加して固定したテラスの波板屋根

ちょっと余りました。こういう部材費は施主様負担なので、いし様に返そうかと思いましたが、
こんなんもらってもしょうがないよな、と思い私がもらっておく事にします。

波板固定後に余ったポリカフック

その後、外しておいた配線関係を結束バンドで樋金具に固定

外していた配線を雨樋金具に結束バンドで固定

バルコニーの除き穴の格子を復旧(ややこしいタイプです)

復旧前のバルコニー開口部の格子

ネジの穴にシーリングをちょこんとのせて

格子固定用のネジ穴にシーリング材を充填

土台の固定金具をビスで取り付け。

バルコニー格子の固定金具を取り付けた状態

この金具と、金具の奥に写ってる小さいプレートみたいなのに、ネジで固定する式です。
このプレートを動かないように固定しながら、ネジを締める。簡単そうですが、難しい

金具とプレートを使ってバルコニー格子を固定

その後、エアコン配管化粧カバーの復旧。

化粧カバーを外したエアコン配管

部材は、ナイロンにくるんでおきましたが、汚れてたので水拭きして乾かしておきます

水拭きして乾燥させる配管化粧カバーの部材

取り付けには、錆びないステンレス製のネジを使用。

復旧用に用意したステンレス製のネジ

さっきみたいに、穴にシーリングしてビス固定。排水ドレンのホースは、しっかりしてるので、いじりません

エアコン配管下部の排水ドレンホースを確認

取り付け完了。いし様宅はこれがもう1箇所ありますので、同様に処置

エアコン配管化粧カバーの取付完了

15年くらい経過すると、鉄のネジ類は大抵 ↓ な具合に錆びてます(左側がステンレス)

ステンレス製のネジと錆びた既存ネジの比較

1階玄関横のアルミ格子も

玄関横の窓に復旧するアルミ格子

同じ具合に取り付け。

アルミ格子の固定穴にシーリング材を充填

その後、再度バルコニーへ、↓ この天板部分をあたります

上塗り前のバルコニー笠木

天板の下面に塗料がくっついてるんで、みっともないのでカッターでこさぎおとします。
これは、ビニール養生の際にガムテープを内側に折り込んで貼ればこうならないハズですが、、、、
養生の精度をもう少し見直す必要がありますね、、、

笠木の下面に付着した塗料をカッターで除去

この上に上塗りをかけるんですが、下塗り後日数が経過してるんで、塗料のくいつきが良いように目荒し

上塗り前に笠木の上面を目荒らし

側面も同様に

上塗り前に笠木の側面を目荒らし

その最中、あれ??って事がありました。テラスの支柱の付け根の部分に、天敵のシリコーンシーリング
をしてるのに気がつかず、工事初期に、そのまま下塗りをかけていました、、、、見落としです。
こういう箇所はシリコーン専用の下塗りをしてたんですが、、、しまった
カリカリ削ると、この上の塗膜はペラペラ剥がれますので剥いでおきます。急遽段取り変更

テラス支柱の根元に残るシリコーン上の塗膜を除去

その後、テラス支柱の根元のネジを緩めて抜いてしまいます

止水処置のためテラス支柱の固定ネジを緩めた状態

ネジ穴にシーリングを注入し、盛っておき、ネジを締め込み、ネジの頭にさらにシーリング。
ここから水が入って、中の木材が腐る。という話を曽根氏から聞いたので、予定してませんでしたが
念の為やっておく事にしました。

テラス支柱のネジ穴にシーリング材を充填

その後、支柱の周囲をマスキングして、シーリング打設。という段取りでしたが、天敵のシリコーンが付着
していたので、それをできるだけ除去した後、予定変更。

テラス支柱の根元をシーリング用にマスキング

シリコーン専用の接着剤を塗っておきます。 いつも使っているシープラではなく、こっちを使いました

シリコーン部分の下地処理に使うペインター20

打設予定の周囲に塗布しておいて、シーリングする予定でしたが、この日は18時半までに家に帰らねば
いけない用事があり、時間的に厳しかったんで、18時まで残業してここまでで終了。

テラス支柱の根元にシリコーン用接着剤を塗布

シリコーンは、周囲を汚染する性質があるんで、天板の上に汚染物質が溜まり、それが雨で流れて
経年後 ↓ この壁面が汚れてしまったら嫌なんで、けっこう気をつかいます。

下から見上げた塗装後のバルコニー外壁と格子

という事で21日は、ほぼ丸一日 このベランダまわりの細工で終わってしまいました。
まだまだ詰めが甘いな。と実感した1日でした。

22日木曜日(今日)

ひさしぶりに朝から晴れました。

晴天の9月22日のいし様邸外観

まず朝一番に、昨日処置してあったテラス支柱の付け根に、シーリング。これで水の浸入は大丈夫でしょう

テラス支柱の根元にシーリングを施工した状態

反対側も同様にしておきます。今回も、こういう箇所や、外壁の目地など、重要な部分に使用してあるのは、
シャープ化学工業の製品で、どこの製品でも同じだろう、と、あまり深く考えずに数社使ってましたが、
ここの製品だけは良い意味でちょっと違う気がします。

反対側のテラス支柱と笠木継ぎ目のシーリング

その後、天板部分の上塗り1回目。シーリング部分は未乾燥なんで、ギリギリによけています。
明日、上塗り2回目を塗って完成です。

バルコニー笠木の上塗り1回目の塗装途中

その後、養生の精度が甘かった箇所の手直し&掃除。

窓枠に付着した塗料の手直し箇所

残りの時間で、こういう直し箇所を処置して、郵便ポストと、照明器具を1箇所の塗りを済まして、
16時頃に終了。明日の足場解体に備えておきます。

いし様宅の記録とは関係ないんですが、今日は早く終わったので、1年ちょっと前にお世話になったお宅の
定期健診にお伺いする事にしました。(歩いて数分のすぐご近所です。)

定期点検に訪れた新納様邸の外壁

津久見市の新納様というお宅です。

工事完了後、ご夫婦が我が家の名前バリバリ出して宣伝していいよっ と言ってくれたので、実名で
掲載させていただいております。

施工前の写真ですが、勝手口から右側の平屋部分は増築しており、本体と構造も違う上に、
地盤の関係で、右側の平屋が下がり、本宅と裂けるような状態になっておりました。

新納様邸の塗装工事前の外観

そのおかげで、これまで見た事のない太さのクラックが入っておりました。

新納様邸の施工前の外壁ひび割れ

ここまでのクラックになると、構造そのものが原因なので、どこまで処置するか?を非常に悩みましたが
あまりお金をかけまくる訳にはいかないので、こういうクラック補修を施しました ↓

新納様邸の軒裏と壁面のひび割れを溝状に削った補修途中

増築との境は特に激しく、施主様には、ここまでやってもまた割れるかも?と言っていました。

新納様邸の勝手口横の大きなひび割れ補修箇所

これより小さいクラックでも、下地処理を適当に済ますと、いくら塗料で厚塗りしても
1年くらいでまた同じ箇所が割れた、、、というのを会社員時代に何軒も見てますので
どうなってるか??? 気になっていましたが、、

大丈夫でした。。但し施工直後はほとんど気にならなかったのですが、うっすらと補修跡がわかります。
遠くから見ればわからない程度ですが、かなり神経使って凹凸調整したつもりでも100%目立たない。
というのは厳しいのかも知れません。

定期点検時の新納様邸の外壁ひび割れ補修跡

この時の塗装仕様は、下塗り① シーラーという接着剤的液体を塗布

新納様邸でのローラーによる外壁下塗り作業

その後下塗り②フィラーという肉厚のつく材料を厚塗り。そして、上塗り×2回、計4回塗りという仕様でした。
なんで、補修跡をさらに目立たなくする&さらなるクラック対策 を考えるならば、
下塗り②をさらにもう1工程増やし、且つ 弾力に富んだ塗り材を用いるとパーフェクトかも知れません。
過去に2度ほど、その5回塗り というのをした事がありますが、それはそれはすごい肉厚で、頑丈ですが
それはそれはすごい原価が発生しました。

外壁下塗り1回目のシーラーと2回目のフィラー厚付けの比較

一番歪みが大きく、割れが激しかった増築との境もなんともありませんでした。
Vカットしてなければ半年くらいで割れていたと思います

定期点検時の新納様邸の増築境界のひび割れ補修箇所

軒裏部分もけっこう堀りまくりましたが大丈夫でした。(ここはそんなに負荷かかりません)
雨樋の塗装は、弱溶剤2液シリコンで塗りました。
黒なんで目立たないですが、雨筋が見えてきています。

定期点検時の新納様邸の軒裏と雨樋

新納さま宅は雨戸も塗装しました。

サンドペーパーケレン

新納様邸の雨戸をサンドペーパーで研磨

弱2液エポ錆(カップガンで吹き付け)

新納様邸の雨戸にカップガンでエポキシ錆止めを吹き付け

弱2液シリコン×2回

シリコン塗料を2回塗りした新納様邸の雨戸

敷地が広かったんで、足場屋さんにサッカーゴールを作ってもらい、この中で吹き付けしました、、が

シートで囲った雨戸の吹き付け塗装用作業場

気持ち艶が大人しくなったような、、、やはり、カップガンでの吹きつけの場合、塗膜の厚みが確保できないので
上塗り×2では足りないかも知れません。 但し、かなりしつこく研磨して、錆止めいれてるので、
艶が消え、色が褪めても、粉っぽくなって、自然と塗膜が薄くなるような痛み方をしてくれると思います。
下地調整を適当にして、高価な上塗りをして、色艶はピカピカでも塗膜ごと剥がれている、といった
最悪な状態よりも良いと思います。

定期点検時の新納様邸の塗装済み雨戸

板井氏がこの家紋 ↓ を塗るのに3時間?以上かかってました(笑)

新納様邸の外壁の家紋を塗装する作業員

この頃は、板井氏の息子様の「たか君」の手が空いてたので、応援に来てもらってました。

新納様邸の足場上で作業する応援の職人

それでも私の見立てが、かなり甘く3人で1ヶ月ちょいかかってしまい、工事原価が見積り金額を超えてしまい
相方の日当よりも私の日当が安くなってしまった(T_T)、、、、という無邪気な思い出の現場です(^^;
「あんた赤字になるでぇ」と新納さまも薄々感付いていたようです。

この頃あたりから新聞配達の事を視野に入れてましたが
周囲の人々から転職を勧められるうちに、最近は、かなり大人になりました。

という事で施工前後はこんな感じです ↓

塗装前の新納様邸のバルコニー側外観
塗装後の新納様邸のバルコニー側外観
塗装前の新納様邸の家紋がある妻側外観
塗装後の新納様邸の家紋がある妻側外観

今度、本体HPの施工例ページに詳しい内容を掲載予定です

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