【3】2月18日 器具類取り外し・シーリング撤去
相方は体調不良によりお休み。私1人で現場入りしました。
朝から▼縦目地の撤去を行おうと思ったのですが、
作業前に器具類を仮撤去
それにあたって、▼こういった障害物があると、まともな作業が困難になるので、先に器具類の取り外しを済ませておくことにしました。
【パソコンはマウスを乗せると、スマートフォンはタップすると画像が変化します】
ついでに、こういうものも仮撤去。
ベランダの風抜き穴の格子も仮撤去。
【パソコンはマウスを乗せると、スマートフォンはタップすると画像が変化します】
3箇所あります。
東面の2階の手摺り部材は、全部外すと後が大変そうなので、
障害になる▼ここだけ外しておきました。落ちてしまうことはないですが不安定なので、ここの手摺りには体重をかけないようにお願いします。
エアコンの化粧配管カバーも仮撤去。
【パソコンはマウスを乗せると、スマートフォンはタップすると画像が変化します】
▼このタイプの格子は、シーリング~養生~塗装まで、すべての工程において作業困難になるので取り外し。
縦樋・格子の取り外し
縦樋の裏側に打ち換えを行う予定の目地がある場合、樋が邪魔して、これまたまともな施工ができないため取り外したいところですが、根元を接着されている場合は動かしようがないため切断。
バンドのロックを解除。
そして、オープンな状態にします。切断した部分は最後に専用のジョイントパーツにて復旧いたします。
撤去した縦樋は足場にくくりつけておきました。
ここのコーナーの樋も撤去。
既存シーリングの撤去
そんなこんなを11時頃まで行い、それ以降は▼こういう工具を用意して、
既存シーリングの撤去を行います。けっこう断面から裂けてきております。
電動系工具に専用の刃をセットして切り込みを入れれば、スルスルっと簡単に撤去できます……通常であれば。
3点接着の問題点
しかし、運の悪いことに、3点接着なんですね。
3点接着とはどういうことかと言いますと、シーリング材はサイディングの両断面(2点)のみに接着することが望ましく、目地の底(3点)にまで接着してしまうと、建物の横方向の動きに追従しにくくなります。その結果、2点接着に比べるとシーリング材の本来の性能を発揮できず、将来的に破断しやすくなると言われております。
そのため、新設時・改修時ともに新規打設を行う際には、目地の底部分に絶縁テープのような役割を果たす「ボンドブレーカー」と呼ばれるものを貼るのが鉄則です。(新設の際は金物に元々貼ってある場合が多いとは聞きます)
E様宅の新設時は、金物には元々貼っておらず、後から貼らないといけないパターンだったようです。私の推測では、サイディングを貼った職人が一定の目地幅を確保しないで外壁を張り、指が入らないような目地幅だったため、シーリング業者はボンドブレーカー貼りを省略せざるを得ない状況にあり、シーリングを打ってしまえば誰にも分からないだろう、という、よくある「まぁいっか」の連鎖です。
3点接着は劣化しやすいという欠点のほかに、改修時の撤去作業が2点接着に比べて3倍くらい大変、という欠点もついてきます。目地幅がバラバラなので、それに合わせたノミのような超硬工具を用いて、こさぎ落としながら撤去していきます。
ちなみに▼は別のお宅の動画ですが、2点接着シーリングの撤去動画です。
▼は今回の撤去動画です。(ここは比較的うまく撤去できたパターンです)
雨水による目地金物と下地の腐食
あと、雨がそこそこ当たる部分は、撤去してみると目地底の金物(ハットジョイナー)がかなり錆びてきている部分もありました。
ご主人様にも報告したのですが、最も悪いのが軒がなく常に雨が当たる▼ここの壁面です。
▼は撤去したわけではなく、経年劣化等でシーリングそのものが欠損しておりました。
これくらい刃先を伸ばしたカッターが、ズポッと入ってしまいます。
【パソコンはマウスを乗せると、スマートフォンはタップすると画像が変化します】
通気層がなく、間柱に直で張っている(直張り)工法なのでなおさらなのですが、かなりの水分の浸入で下地が腐食しているようです。室内に雨漏れなどの症状がない漏水なので発見が遅れがちになりますが、どうするべきか、ご相談ということにしたいと思います。
▼本日撤去したシーリング材です。
月曜日が雨との予報でしたので、撤去した部分は塞いで帰りました。
次回もこの続きを行いたいと思います。
旧ホームページから移行した施工記録です。


コメント