回転式の電動工具と粉塵を吸い取る機械をセッティングしまして
何を行うかと言いますと、、
前日に既存シーリングを撤去したのですが、まだ断面に薄く古いシーリング層が
残存しております。 見積り 商談の際 例の建築雑誌をお見せして解説した通り
この状態で撤去完了とするのが 普通のシーリング施工なのですが、理想としましては
薄く残ったシーリング層も除去して できる限りサイディングの断面を露出させるのが
望ましい とされているらしいので
先程の電動工具を使用して 研磨を行い 除去
刃物が届かない部分は超硬刃のついたカミソリ式の手工具で除去
↑ は、薄膜シーリングの除去だけでOKなんで それほど時間は要しませんが
例の目地幅が超狭いコーナー部は、薄膜除去と共に 目地幅を若干広げたいところなので
コーナー部だけは 拡張の為に機械の回転数をあげて、長めに研磨します。
【マウスを乗せると拡張後写真に変化します】
集塵装置を使用しながら行っているのですが6~7割くらいしか吸い取れない
ので、そこそこ埃が出ます。
玄関角の部分で動画を撮影しました。
↑ の部分の研磨前後の比較写真です▼
【マウスを乗せると画像が変化します】
コーナー部分の撤去したシーリングを計測してみると
経年での痩せの影響も多少あるかと思いますが
厚さ=3ミリ~4ミリ前後
幅=5ミリ弱位~6ミリ位が平均だったのに対し
今回は厚さ=凹み部で10ミリ 凸部で12ミリ
幅は平均して 7ミリ~9ミリ位のシーリングが行えそうです。
朝~夕方まで 機械をまわし続けて どうにか完了
最後に 内部に溜まった埃を強風のでる工具でお掃除
↓ の3回分の埃を吸い取っておりました。
次回から打設工程に入ります。