シーリングの撤去カスなどが周囲に散乱していたので
まずは それらのお掃除をしました。
足場の高さがこれだと、下屋根周囲の作業が凄く窮屈だな~と思っていたので
一段上に高さ変更 だいぶ動きやすくなりました。
前日 撤去等の作業を行いながら パカパカっと外壁材が浮いている部分を
発見していたので、その部分には目印としてテープを貼っておりました。
そのまま という訳にはいきませんのでビスで下地に固定するべく
まずは下穴をあけておき
ビス頭を沈める為の広浅の穴を開けて 65ミリのビスを打ち込みます
こういった部分が4箇所位(確か)ありました。
プロパンガスのある裏面に こういう箇所もありました。
割れた部分を触るとグラグラ動きますので
サイディングの欠片は撤去 用をなしてないこの釘も抜こうと試みたんですが
どうにもこうにも抜けなかったので、逆に少し打ち込んで沈めておいて
位置をずらしてビス固定 この欠損部分はパテ等を使用して現状の形に戻すほうが
見た目的には良いのですが手間を要すので そんなに人目につかない所な為
シーリングでそのまま埋める事にしました。
といった用事の後 打設予定箇所にマスキングテープを貼っていきます。
全箇所貼り終えたのが14時過ぎ頃で 時間的に全箇所打設というのは到底
無理と判断しまして 最もボリュームのある東面を上~下まで済ます事にしました。
シーリング材専用の接着剤(プライマー)です。
これを右左 両断面にたっぷりと塗布。 濡れた色に変化するのは薄膜の
シーリング層を除去出来ている証で、「普通のシーリング撤去レベル」の場合
薄皮にプライマーが付着する形になる故 塗ったんだかどうなんだか
色は変わりません。 と、偉そうに言っておりますが
当方も完全に撤去したつもりであっても
プライマーを塗布してみると たまに色の変わらない所があり
取り残してしまった、、、という箇所が5%位? あります、、、、
プライマー塗布後は30分乾燥させて 当日以内に打設してください
というメーカー指定がありますので全面塗ってしまうと打設が間にあわず
後日もう一回塗り直し というロスを招くので 本日予定の東面のみの塗布として
その後は、ボンドブレーカーという絶縁テープの役割を果たすものを
目地の底部分に貼ります。 シーリング材はサイディングの両断面のみの
2面接着が理想とされており、目地の底に付着してしまう3面接着になると
横方向に自由に動く事の出来るシーリング材が金縛り的な状態になり
将来的に破断しやすくなるそうです。
なので、何でも弾いてしまう性質を持つ このテープを目地の底に貼る訳です。
ちなみに改修工事の際は 省略される事が多い工程のひとつです。
コーナー部は目地幅を拡張したおかげで どうにか6ミリのボンドブレーカー
を貼る事が出来ました。
そして ようやくシーリング打設工程へと移ります。
とりあえず50本用意しましたが、余裕を見て
▼の他に20本追加発注しました。*上げ底とかしたくないので、、、、
ちなみにシーリング材もいろんな性質のものがあり
①汚染しやすいもの しにくいもの
②柔らかいもの 硬いもの
③びよぉ~んと伸びて
縮む時の反発力が大きいもの小さいもの
適材適所で使い分ける訳ですが、箱に書いているように
①汚染しにくく(ノンブリード)
②柔らかい性質(低モジュラス)
③応力緩和型(反発力が小さい)
というサイディングの目地に適した条件を兼ね備えている
と言われる材料を使用します。
少々盛り気味に コーキングガンでにょろにょろ
その後 内部の空気を抜き 断面に圧着(転圧)させる為に
ヘラで2往復させます。
そしてマスキングテープを撤去
できる限り壁面とツライチにしておきます。
コーナー部分も さねを撤去して深さを確保し 電動工具で削って幅を確保
と、けっこうここまで苦労したので、惜しむ事無く 盛り盛りで打設
東面のみ完了しました。
作業とは関係ありませんが、浄化槽の蓋周囲に尋常じゃない量の「蚊」が発生しており
どうしたものかとネットで調べたところ、やはり浄化槽内部が原因だろうという事で
奥様にお話して、業者に連絡して頂いたら早速来てくれました。
養生でガチガチに塞いだら 出て来ないんじゃないかと
数日前に私が貼ってみたんですがダメで、
この蓋を開けると やはりボウフラと蚊が大量に住んでおりまして
業者の方が専用の薬みたいなものを撒くと
その後は ほとんど消滅したようでした。
次回は 残り3面のシーリング打設を予定しております。