10月9日 シーリング


エアコンの化粧配管カバーが縦目地と干渉するので

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取り外しておきます

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ここも同じく取り外し

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その後 ひたすら既存シーリングの撤去に専念しました。
バルコニーの内側部分の 全く雨の当たらない縦目地は
撤去⇒打ち換えは 無意味だと思いますので未処置とさせて頂きます。

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バルコニーの柱のコーナー部材の張り合わせの部分は
かなり厚くシーリングされており 東側を撤去してみたところ
ほぼ無傷で かなり弾力性もある状態でしたので
西側は ↑ と同様未処置とします。

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今回、難儀したのが このコーナー部分です。

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切ってみると

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▼は違うお宅の写真ですが、このようにコーナー部材に元々折り返しの「さね=つば?」
がついており、「さね」とサイディングを突き付けて納める仕様の外壁材のようで
さねの厚み分 シーリング厚が わずかしか確保されていないのが
すぐ破断してしまう原因だったようです。

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予測していない事だったので どうしようか迷ったのですが
さね部分も切り落とす事にしました。←これがけっこう手間かかります。

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サイディング同士の張り合わせ部分は通常のハットジョイナー(金物)の
目地なので 厚み 幅ともに問題ないし、撤去も早いのですが
コーナー部は けっこう苦戦を強いられました。




さね部分のおかげで半分くらい厚みをロスしておりますが
これは部材の仕様のせいなので、新設時の業者のせいではありません。

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今回は さね部を9割以上取り払ったので、10ミリ近くシーリング厚を確保できます。

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で、コーナー部ではない通常納まりの目地はどうかというと
半数以上の目地部で厚み調整の為の「バックアップ材」が
挿入されておりましたm(_ _)m

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これについては、シーリング材料の節約の為に業者が意図的に挿入しており
こういった上げ底的な施工がされていなければ あそこまで酷く
破断していなかったはずなんですけど、打設途中に、「やばい このまま打つと
本数が足りなくなる でも今から注文したら間に合わない 上げ底するべ」  
というような事情があったんだろうな~ と思います。

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ちなみに ①上げ底や さねのせいで薄く打たれていたシーリングと 
②本日記録の5枚目の写真(バルコニー柱の東側)の厚く打たれた
シーリングがどの程度引っ張り強度が違うのか
実証VTRです▼  *打設~20年経過しております。





作業のほうは 外壁目地だけではなく 破風板と鼻隠し板のジョイント部分も
朽ち果てていたので

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撤去

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もうちょっと幅が欲しい感じがしたので
切削工具で気持ち広げます。

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化粧胴差=幕板 のジョイントは板同士を突き合わせている納まりで
新設時 綿棒くらいの厚さで 隙間を埋めておりましたが 当然すぐ破断して
割れた部分から水分が板の断面や裏側にまわり 塗装が剥がれる原因と
なっていたようでしたので

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これも掘り広げておきます。

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といった事を終日行い 撤去は完了です。









   
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