ここ数日間 頑張り気味に仕事をしていたので本日は ゆったりと出勤させて頂きました。
月曜日に板金屋さんが ▼の「捨て谷」のトタンのカバーを行うとの事でしたので
新しいトタンが「もらい錆び」しないように 錆び止め塗料を事前に塗っておく事にしました。
錆び止め塗料は少量でOKなので
出勤前に倉庫で材料を作っておきました。
主剤と硬化剤を決められた配合通りに計量 混合 攪拌 を行う為
量がちょっとでも ミキサーやらハカリやら あれこれ
持っていかないといけませんので、、
いきなり塗るのではなく 目の粗い研磨剤で こすっておきます。
こういう錆び落としや 表面に小傷を入れて塗料の密着が良い状態にする事を
「ケレン」と呼びます。
埃を清掃して
出荷時の「白」のまま錆び止め1回目を塗布
乾燥させる間 足場やシートの不具合箇所を手直ししたり
コーキングのカスを拾い集めたりして時間を過ごし
白の錆び止め塗料に紺色の顔料を少量足して 青にします。
同じ色で塗り重ねると かすれたりしてもわかりにくいので
膜厚を確保する為に 白⇒青に あえて色をかえて塗っております。
その後 頭を悩ませていた雨樋関連の雑用に着手してみました。
金具(プレート)そのものはステンレスなのですがネジが鉄なんです、、、
何故そこに鉄ビス、、というのは、先日来た板金屋さんも言っていたのですが
▼は違うお宅の写真で、生産中の雨樋であれば切断して 金具のロックを解除して
こういう具合に樋を浮かしたり 外したりして ビス交換は 全て出来るのですが
メーカーや卸業者に問い合わせたところ
今回のナショナルPJ105という型番の樋は どうやら廃盤品のようで
切断してしまうと 後で復旧する為の「ジョイント」部材が手に入らないのです。
*これがきちんと出来ないと 切断箇所から雨漏れします。
さらには、取り外す時に いじる部分が全てステンレスではなく
樹脂(プラスチック系)のものなので、脱着時に破損させてしまう可能性が濃厚
樋を専門にしている板金業者の親方も これをいじくると 後でとんでもない
事になるだろう。 と私と同意見でした。
という事で 樋がついたままで出来る範囲 ビス交換をやってみる事として
持っている便利グッズを駆使してみました。
しかし というか予想通り 上の2本は狭いトコ用のアダプターすら
雨樋に干渉して入らないので
ペンチで回そうにも やはり樋に干渉、、、、、
上の2本の取り外しは 物理的に無理 と判断しました。
下の2本はL型アダプターがギリギリ入るので このくらい緩めて
手回しでクルクルして取り外し
新しいビスを固定
ステンレス製のものを使用
たまにネジ山が錆びて潰れ気味の箇所があり
ドライバーでまわせない状態の部分は
「ネジザウルス」という そういう時用の専用ペンチで地道に回します。
上の2本は かなり錆びておりますが、これが完全に消失して役目を果たさなくなるには
まだまだ かなりの年月が かかるでしょうし、下2本はステンレスに交換しているので
樋が落ちてしまうような事態になる事は無いと思われますが
▼の矢印の予備の穴? を利用して 保険的=補強的に 1本打っておけないか
長い蛇腹シャフトを使って
樋の上部から 打ってみたところ
ちゃんとした角度から打てないのと 既存ビスが邪魔する という事もあって
どうしても斜めになってしまいますが、固定は出来ているようなので
1箇所飛ばしで 「3本目」を打っておきたいと思います。
こんなふうに連続使用する事は無いため 途中 L型アダプターが
トルクに耐えられず ぶっ壊れてしまいました、、、、
やむなく中断 帰りにホームセンターで、購入 どうも出費が多いです(泣)
後日 続きを行いたいと思います。
月曜日は高圧洗浄を行う予定でしたが、丁度 板金屋さんと重なってしまうので
私はハウスメーカーの仕事をしている同業の知人からの助っ人要請があったので
そちらのお手伝いに行く事にして、火曜日に洗浄を行います。