K様宅は某ハウスメーカーで建築されて11年。チラシからの見積り依頼でお伺いしました 建築したメーカーからも見積りをとられており近隣は住宅地な為訪問業者の集中攻撃に あっていたようです。
北面と南面両方に道路があり↑の写真は南面です。 その為、南面はかなり恵まれた日当たりですがその分風化が北面よりも早いです このメーカーの建物はサイディングの目地部分は コーキングではなく下写真のようなプラスチック製のキャップが入ってます。
その為、コーキングの補修は今回の現場は必要ありません。
ひととおり現地調査をし金額や仕様の違う3種類の見積りを提出、、、
ドキドキしながら1週間返事待ち、2週間待ち、このドキドキ感が辛いので
3週間経過する頃そろぉっと「どうなりましたか?」とお伺いをたてた所
あんたのとこが大分で塗装した現場を見せて欲しいとの事
あちこち現場を紹介したもののこれといった話の進展が無く
具体的に話をしてみると、タイル調のサイディング外壁で通常の塗替えでは
凹凸を1色に塗りつぶしてしまいます。既存は凹と凸が色がわかれているのに
もったいないなぁ、、、というのがネックになっていたようです。
家のメンテが目的で塗装をするのですがそれと同時に意匠性にもこだわりたい
という方も最近増えています。K様には費用は高くなりますが、凹凸を塗分ける施工法も
ありますよ。といった所から今回のお仕事につながりました。m(_ _)m
↓カラーシュミレーションをし、こんなサンプル見本を作成
が、決まらず、色の打ち合わせや施工の打ち合わせで延べ8回通いました(^_^v)
最終的に現状と近い色で、目地と平面の色の差がはっきりわかるようにという希望でした。
近隣の挨拶を済ませいよいよ着工です。
外壁は全て手塗りで行うわけですが、今回使用するのは2液型弱溶剤フッソという 材料でこのフッソは他の塗料と比べて軽く塗料の飛散の恐れがある為 シートで覆っております。
この翌日に丸1日かけて高圧洗浄をし、その次の日に養生や下準備
さらにその次の日にプライマーという透明の下塗りを施しました。
ここからは写真ばかりです
写真の右半分がプライマー(下塗)で左半分が中塗です
プライマーとはつまり風化した外壁表面に上から塗る塗料がきちんと密着するよう
ガチガチに固める役割をもっています

その後、目地の色を刷毛とローラーを使い塗り残しや「ダレ」が出ないように塗っていきます。

この後↓のような状態になります。(通常の塗替えではこの3工程で終りです)

しかし今回は2色仕上げなのでこの上にもう2層塗っていきます。 短毛ローラーという毛足の短いローラーで平面部分だけをそぉぉっと塗っていきます。 目地部分になるべく塗料がつかないようにゆっくりと
均一に塗配っていきます。通常の5分の1くらいのスピードです。

写真の左側が上塗りです。これで仕上がりではなく、さらにもう1層塗ります。 というのが、目地色がかなり濃いグレーで上塗りが茶系の色の為、よぉぉく見ると 透けて見えた為、さらにもう1層いくことにしました。 この分は見積りには入れておらず、余分にフッソの材料をもう1缶追加した為 少々赤字になりました(づω`)、、フッソは高いので、、、 がとても楽しかったです。
注意して毛足の短いローラーで塗ってもどうしても凹凸の溝ににじんだりします そういった部分を「筆」で真っ直ぐなラインを出していきます。 今回の作業で最も時間がかかり気の遠くなる作業な為、職人の気質が試されます。

画像の下の「文字」に触れると工程写真に切り替わります




